仕事で使える英語を紹介しています。★週一更新★ 7月12日
今週のフレーズ All Hands On Deck
聞きなじみのある方もいらっしゃることでしょう。ですが、英語のネイティブの環境でなければ、あまり自然に出てくる表現ではないでしょう。
だからこそAll Hands on Deck は紹介したい仕事で使える英語フレーズの一つです。これはビジネスにおいては、自社内で総動員で取り組む。を表現する時に使います。
私個人の経験としては、上司から”All Hands on deck!” と指示されたことがありますし、自分でそう伝えてチームを先導したこともあります。
All hands on deck というフレーズを使うとき
上記に挙げたように意味は「総動員で」という意味で、文字通りあるひとくくりにあるメンバーが全員で、という意味合いです。
つまり、大小問わず組織やグループ内という意味で、そのメンバー全員、役員や平社員も全員ひっくるめてのニュアンスです。勿論ですが、この表現をする人の意図や、状況でそこで対象となる「総動員」の要員は異なってきます。
例えば、何か緊急事態が起こった時、普段は関わらないような役職の人たちの手も借りて対応をしなくてはいけない場合に使える英語なんです。
また、緊急時でなくても計画的に総動員で何かに取り組む事を提案する、意見するという場面でも聞かれる表現です。ちなみに私の経験はこちらのパターンです。
実用例
来週1週間は正念場、ここでのミスはあり得ません。マネージャーも現場にでてください。ここは総動員での対応になります。
The next week is very critical time to us. Managers will do help front line. We do “all hands on deck, okay? ”
良い結果を出す事が出来ました。総動員で対応した結果が出ましたね。よくやってくれました。
”We had a great result. I believe that all hands on deck approach worked. Good job everyone! ”
類義語 All Together 「みんなで」、「一丸となって」
日本語で「総動員で」というと「チーム一丸となって」というフレーズも同時に思い浮かぶでしょう。英語ではAll Together.これは間違いではありません。広義に解釈すればこれも総動員を趣旨として話す方もいらっしゃるでしょう。
ですが、「一丸となって」には、精神的な参画も含めた一体感が意味にこめられていますね。All Hands on Deckはある同じ事柄を全員で行うというイメージです。このフレーズを使った方が意味にピッタリくるという状況もあるでしょう。
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